母の愛で綴られた、13通の手紙。達也お気に入りの
蒼井優シリーズ第二弾は、『ニライカナイからの手紙』。
いやいや、こっちが構えているせいか、オープニングから涙腺が緩みます。
監督は、、『TOKYO NOIR』で今最も注目される『熊澤尚人』。
FC2 Blog Ranking物語は、沖縄の竹富島で郵便局長の祖父と2人暮らしの少女『風希/
蒼井優』が主人公。
東京で暮らす母『昌美/南果歩』は、風希が6歳の時に島を出て以来一度も
戻ってくることはなかった。そんな風希にとって、母が毎年誕生日に必ず届けてくれる
手紙が何よりの宝物。そして、風希が14歳の時の手紙には、「20歳になったら
すべてを打ち明けます」と書かれていた。やがてカメラマンだった父の遺品の
カメラで写真を撮るようになる風希。そして高校卒業後、彼女は祖父の反対を押し切り、
写真を勉強するために一人上京する。
そして、慌ただしい東京での1年が過ぎた、19の誕生日。
母から届いた手紙には、「総てを話すので、井の頭公園の弁慶橋で朝10時に待っています」
と綴られていた・・・。
ブログランキング登場人物も少なく、ほとんどのシーンが竹富島と東京のカメラマンスタジオに限られる中、
蒼井優の抜群の演技力が光る。大振りの派手なアクションではなく、
表情だけでそれを伝える彼女のチカラは、恐るべし。
少女が大人への階段を1つ登る度に、母から届く1通の手紙。
「風希、お誕生日おめでとう・・・」と、モノローグで綴られる母の温かい思いが、
観るものの涙を誘います。何処までも青く透き通る竹富島の海と空。
ぎゅっと手紙を抱きしめる切ない風希の気持ちを、
蒼井優が余すことなく伝えます。
永山尚太が唄う『太陽ぬ花』も良いです。
ただ、ラストの回想と手紙のシーンは、
もう少しシンプルにしても十分伝わったかも。
達也も次の春には、懐かしい井の頭公園に行ってみたくなりました。
ご近所のTSUTAYAさん、こんな隠れた名作のDVDを1枚しか置いて無いなんて・・・。
明日から10枚にしましょう。 ヨロシク!
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