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2007/08/19 (Sun) 『ブラックダリア』

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映像の詩人『テレンス・マリック』監督。

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天気晴朗なれど、心の波高し。 う~む、評価の難しい映画を観てしまった。

未だに6月に観た『ソラリス』の迷宮から脱出できないでいる達也にとって

またかいな!! な、映画との邂逅であります。

『テレンス・マリック』監督の、『ニュー・ワールド』がそれ。

『シン・レッドライン』以来7年振りの映画であり、『天国の日々』か

ら27年の間に今回の『ニュー・ワールド』を入れても3本しか映画を

撮っていない超・寡作振りに呆れるしかない。  FC2 Blog Ranking

しかしそれでも最高のスタッフが一作毎に集い、トップクラスの俳優達が

スケジュールを度外視して出演したがる監督であることは、確かだ。

17世紀初頭のネイティブ・アメリカンしか住まない新大陸。

北アメリカ・ヴァージニアにイギリスのガレオン船が3隻入港することから映画は始まる。

こう書くと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」をチョッとシリアスにした

歴史アドベンチャーかと思いきや、さに非ず。 モーツアルトのシンフォニックで

荘厳な協奏曲に乗せて、揺れる水面を見上げるカメラがゆっくりと登っていくと、

巨大なガレオン船を船尾から捕らえて見せる。先ずその美しさに圧倒される。

全編が詩的で、DVDのディスクが飛んだかと思うほどの荒いカットの繋ぎ

が際立つ編集と相まって、意識が続かず眠たくなるか見入ってしまうか

の何れかにハッキリと別れるのではないだろうか・・・。ブログランキング

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ま、そんな監督の哲学的、求道的な世界観ではありますが、ネイティブ・アメリカンの

酋長の娘「ポカポンタス」を演じた15歳の新人『クオリンカ・キルヒャー』の

瑞々しい演技が際立っていた。また、彼女を愛す『スミス大尉/コリン・ファレル』や、

「バットマン ビギンズ」の個性派『クリスチャン・ベール』が、

悩める男(=西洋文明)を巧みに演じている。

鳥達の歌声と、草や木々の囁き。余計な音を排した演出により、

まるで森や土の匂いがして来そうな不思議なトーンの映像と、限りなく透明で純粋な

『ポカポンタス』の愛が、ゆっくりと観る者の胸に沁みてくる。

しかし、聖書的メタファーと詩的モノローグを多用する映画だけに、

ビール片手に・・・と言う訳にはいかないが、ハリウッド的エンター・ティメントとは

一味違うスタイルの映画を楽しむには、良いかも知れない。

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