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2007/08/19 (Sun) 『ブラックダリア』

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強烈なボディ・ブローの様な一本。

ミリオンダラー・ベイビー ミリオンダラー・ベイビー
クリント・イーストウッド (2005/10/28)
ポニーキャニオン

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父親達の星条旗を観て、クリント・イーストウッド監督の勇気に感銘し、

この映画をどうしても観たくなってしまった。

2本前にレビューした『インソムニア』のヒラリー・スワンクが、この映画で二度目の

オスカーを手にしたことも気になっていたし、M・フリーマンも気になるし・・・。

でも、数年前に観た『ミスティク・リバー』のクロスカウンターから未だ立ち上がれない

でいる達也としては、チョッと躊躇してたりもして・・・。 FC2 Blog Ranking

でも、観てよかったぁ! 実に素晴らしい映画ですやん。タイトルにも書いたように、

正にこの映画は『ミリオンダラー・ムービー』であります。

さて、肝心のストーリー・ですが、ネタバレに注意しつつ説明すると、

ロサンゼルスのダウンタウンで寂れたボクシングジムを経営する老齢の

トレーナー『フランキー・ダン/C・イーストウッド』は、敬虔なカトリックで頑固な男だ。

そんな彼はあまりに慎重に選手の対戦相手を選びすぎるあまり、チャンピオン候補に

愛想をつかされて、他のジムに移籍されてしまう。そんな時、トレーラー暮らしで育った

貧しいウエイトレスの『マギー・フィッツジェラルド/ヒラリー・スワンク』が、

フランキーに弟子入りを志願するが、31歳の女のトレーナーなどは引き受けないと

拒否される。しかし、断られても何度も足を運ぶマギーに同情したジムの雑用係で

元ボクサーの『エディ・デュプリス/モーガン・フリーマン』が、

彼女の素質を見抜いて応援する。

やがて根負けしたフランキーは引き受け、彼の指導でマギーは見る見る上達し、

試合で連戦連勝を重ね、ついには世界チャンピオンの座を狙えるほどになる。

しかし、栄光の絶頂を迎える寸前に、思いもよらぬ悲劇が彼女を襲うのだった・・・。

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2005年のアカデミー賞において4部門のオスカーを受賞したこの映画は、

バッシングの数においても他の映画の追隋を許さない。  ブログランキング

何故ならこの『クリント・イーストウッド』監督の映画は、単なる女性ボクサーの

サクセス物語などではなく、親子の絆や愛、生きることの意味と真正面から15ラウンド戦い、

リングに立ち続けた作り手が、観客にそのジャッジを突きつけてくるからだ。

映画に娯楽やストーリーだけを求める者には、あまりに辛いジャッジを

要求されることになる。ほとんどの観客はそれさえ放棄し、映画にあらずと非難さえするだろう。

しかし、この映画は、人生に何かを求める者にとって、多くの恩恵をもたらす

『ミリオンダラー・ムービー』であることは間違いない。

映画のキーワードであるフランキーがマギーのリングネームとして彼女

に与えるその名は、『モ・クシュラ』。アイリッシュのゲール語で、

『愛するお前は、私の血』という意味がある。ラストでこの意味を聞かされるマギーの

瞳からこぼれる涙は、悲しみの結晶であるはずが無いと、達也は思う。

光と影、栄光と挫折。三位一体となった神々しいほどの三人の演技と、深い映像。

そして、クリントの生み出したサウンドが、聖堂に響くゴスペルの様に聞こえ、

「モーガン・フリーマン」のモノローグが神の声の様に優しく胸を打つ。

そう言えば彼の映画製作会社「マルパソ・カンパニー」は、険しい道と言う意味があったっけ。

達也またしても、映画人『クリント・イーストウッド』とスタッフの勇気と誇りに拍手!! 

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