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2007/08/19 (Sun) 『ブラックダリア』

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壮大な西部劇へのオマージュでもある。

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最近どっぷりと「クリント」監督にはまっている達也です。

ヘヴィーな『ミリオンダラー・ベイビー』と『許されざる者』の中休みとして

ちょっくら『スペースカウボーイ 』でも観ますか、などと軽い思いでDVDを

手にしたのですが、バキューンと44マグナムが飛んできました。

この『スペースカウボーイ 』、もちろんペプシ片手に観ることも出来ますが、

中々のじゃじゃ馬なのですよ。

この映画、クリント70歳の古希のお祝いに作ったかどうかは知りませんが、

やはり数々のアイロニーやオマージュに満ちております。『許されざる者』が

「ドン・シーゲル」へのオマージュならば、『スペースカウボーイ 』は

西部劇の名作リオ・ブラボーの「ハワード・ホークス」へのオマージュであることは

間違いない。キーマンの一人で、テンガロンハットを被ったパイロット(=カウボーイ)を

演じる「トミー・リー・ジョーンズ」の役名が「ホーク(=ホークス)」なのだ。

彼のネーミングは何時も意味があり、疎かに出来ないのでご用心。

さて、肝心のストーリーですが、1958年に空軍のパイロットだった

「フランク(クリント)」達『ダイタロス』の4人は、一匹のチンパンジーに

宇宙への夢を奪われてしまう。  ブログランキング

それから40年、ホーク(トミー・リー・ジョーンズ)は曲芸パイロット、

ジェリー(ドナルド・サザーランド)はジェットコースターの設計技師、

そしてタンク(ジェームズ・ガーナー)は田舎の牧師となっている。

しかし、ロシアの人工衛星が故障して軌道を外れ地球に落下しそうなり、

その誘導システムの開発者であったフランクに白羽の矢が立つことになる。

フランクは、過っての上官に契約書を書かせ、NASAに協力する条件として

チーム「ダイタロス」の4人で宇宙へ行くことに成功する。そして、老骨に鞭を打ち、

彼らは宇宙を目指して訓練を開始する。若い者にはまだまだ負けぬと、恋や友情の

エピソードも絡めながら、ついに宇宙へ旅たつ『ダイタロス』の4人。

しかし、思わぬ運命が彼らを待っていた・・・。  FC2 Blog Ranking

この『スペースカウボーイ』は「クリント・イーストウッド」監督・製作・主演の

SFアクション大作だが、ある意味クリントにとってもエポックな作品となっている。

それは、彼の西部劇に対するレクイエムでもあるように思えるからだ。

過去のある牧師を「ジェームズ・ガーナー」、ダンディな男を「ドナルド・サザーランド」、

そして空飛ぶカウボーイを「トミー・リー・ジョーンズ」に演じさせている。

クリントはこの映画を「ハワード・ホークス」へのオマージュとし、

愛する西部劇へレクイエムを捧げることで、『ダイタロス』の4人同様

に自分の映画人生にある種の決着を付けたのだろう。その後『『ブラッド・ワーク』、

『ミスティック・リバー 』、『ピアノ・ブルース 』、『ミリオンダラー・ベイビー 』と、

ウエスタンやカウボーイと決別し、今回の『父親たちの星条旗 』に至ると言うわけだ。

いやー軽く繋ぎで観る筈が、結構色々考えさせられたわけですが、映画として十分過ぎるほど

楽しませてもらいました。文句無しの五つ星エンターティメントであります。

しかも、「ダイタロス」の4人が人気コメディアンの「ジェイ・レノ」のテレビ番組に

出演して「その戦争って南北戦争?」「ライプripe(=老齢)・スタッフ」と

からかわれたりするシーンがあるのだが、実際に4人が番組に出演し、

映画のPRに使って、メディアを手玉に取っているのだ。おまけにCG嫌いのクリントが

今回はルーカス・フィルムと組んで、NASAの全面協力の下、素晴らしい宇宙空間や

大気圏突入のシーンをちゃっかりとクリエイトしている。

また、エンディングに流れるフランクシナトラの「Fly Me To The Moon」がキマっていて

カッチョ良いのだが、「月」「猿」「コンピュータ」と、キューブリックの

2001年へのアイロニーも忘れておりません。

やっぱりこのクリキントンは、食えないジイサンなのだ!

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↑ しかし、特典映像を加えて3時間近いこのDVDが1500円とは、長生きはするもんだ。

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