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2007/08/19 (Sun) 『ブラックダリア』

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デッド・カームは、ベタ凪の意なり。

デッド・カーム 戦慄の航海 デッド・カーム 戦慄の航海
ニコール・キッドマン (2006/11/03)
ワーナー・ホーム・ビデオ

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今年にはって早四ヶ月。ロードショーではやはり邦画が好調。

達也のレンタルDVDも邦画8割のペースとなっております。

そこでチョッとお口直しに若き日の『ニコール・キッドマン』主演の海洋サスペンス

『デッド・カーム』戦慄の航海を鑑賞。

1989年制作のオーストラリア映画だが、なるほど二コールは元々オージーなのだ。

今やアカデミー女優として押しも押されもせぬ彼女だが、『デイズ・オブ・サンダー』に

出演する直前のまだまだ青くて硬いニコールが、なかなか良いです。

競演は夫役の『サム・ニール』と悪役『ビリー・ゼイン』。ほとんどこの3人で

映画は成立しております。何故なら、海洋サスペンスと言うくらいで、舞台は太平洋。

しかもヨットの乗客はニコールと夫の二人だし。難破していたスクーナーに乗っていたのは

ヒューイ(ビリー・ゼイン)只一人だったからです。ブログランキング

海軍の軍人である夫の寄航を幼い子供と2人で迎えに出出かけたレイ(ニコール)を

悲劇の自動車事故が襲う。自らの不注意により、目の前で幼い我が子を死なせたレイは、

傷心の心を癒すために夫と二人太平洋へと船を出す。

20070420112028.jpg

↑え゛っ!ホントにニコール??

何処までもさざ波一つ無いベタ凪の<デッド・カーム>の海。

しかし、穏やかな航海は、難破した船からやって来た一人の男の出現により破られ、

やがて激しい嵐へと変わるのだった・・・。  FC2 Blog Ranking

閉ざされた設定と、二転三転するクライマックス。難破した謎のままのスクーナー。

そんな設定の中、若いニコールの演技が今を予感させて、良いのだ。

恐怖と戦う姿や風貌は、チョッとエイリアンのシガニー・ウィーバー風。

そう言えば猫ならぬ黒い子犬がハラハラとさせるし、ラストの発炎筒による

衝撃のドーン!!も、エイリアンを彷彿とさせた・・・。

ニコール好き、サスペンス好きのあなたは、箸休めに必見の映画かも。

また、監督の『 フィリップ・ノイス 』はこの作品が認められ、

その後『パトリオット・ゲーム』や『今そこにある危機』でヒットを飛ばしております。

悪役を好演した『ビリー・ゼイン』も、やはり海洋モノ大作の「タイタニック」で

ジャックとローズの恋仲を邪魔する資産家キャルを熱演。

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P.S  新品のセルDVDは何と550円から!うーむ、買うべきだったか・・・。


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    限りなくヘヴィーな21g。
20070411205440.jpg
21グラム (初回出荷限定価格) / ショーン・ペン

今回のアカデミー賞でも話題になった『アレハンドロ・ゴンザレス・イニヤリトウ』監督。

公開直前の『バベル』を観る前に、キッチリ予習をしようと『21g』をDVDでチェック。

『ポールハギス』監督のタッチにも似た感が有るが、よりへヴィかも。

物語は、クリスティーナ(ナオミ・ワッツ)、ポール(ショーン・ペン)、

ジャック(ベニチオ・デル・トロ)の3人が、一つのハート(心臓)に導かれて

出会い、絶望と希望の数奇な運命に翻弄されると言うストーリーだ。

クリスティーナは、アルコール中毒の絶望の淵から立ち直ったばかり。

今は彼女を支えた優しい夫と、二人の可愛い娘と暮らしている。

数学者のポールは、末期の心臓病を抱えて死を待つ身。妻との愛情も冷めている。

そして、前科を持ちながらもキリストへの信仰を支えに立ち直ったジャックは、

若者の更生に努める日々を送っている。 ブログランキング

そんな見ず知らずの3人を、ある悲劇の交通事故と一つの心臓が結びつける事になる。

過去・現在・未来。3つの時制をシャッフルした斬新な編集と、3人の揺れる

感情を見事に表す手持ちのぶれたカメラワークが、21gの世界へと誘う。

そしてこの映画に限りなく高いテンションとリアリティを与えているのが、

鬼気迫る主演3人の演技とパッションだ。

アカデミー・アクターの『ショーン・ペン』は言うに及ばず、『ナオミ・ワッツ』と

『ベニチオ・デル・トロ』の演技も、文句無く凄い。

果たしてコレだけの演技力を持つアクターやアクトレスが、日本に何人いるだろうか・・・。

ポールの生きる事への迷いと苦悩。クリスティーナの底なしの絶望。

ジャックの神への愛と憎悪。それぞれの感情を、3人の俳優達が、台詞の抑揚、視線、

そして指先の震えや背中で演じて魅せる。  FC2 Blog Ranking

3つの魂が傷つきぶつかり合いながら、それでも生きる事への希望を求めて彷徨う。

カットバックと言うにはあまりにも大胆な、錯綜する編集に振られながらも、

気が付くと3人の中に自分を見付け、ラスト近くのポールの衝撃的な行動に、

誰もが自分の21gを感じずにはいられなくなる。

それにしても、『21g』と言い今回の『バベル』と言い。コンセプトを見事に表現した

監督のタイトルセンスに、拍手です。

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下妻は、ジャスコよりゴージャスだせ!

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オッス! あたいは『イチコ』。『イチゴ』じゃねえよー!バカ!

達也、オメェおせーんだよ、レビュー書くのがよー。

『嫌われ』の後で、スグに観たんだろー、あたいと桃子の『下妻物語』。

面しれーに決まってんジャンよー。

さっさと書かねーと、ブッ飛ばすぞー!!

てな訳で、遅ればせながらレビューです。いやいや、『嫌われ松子の生』にビックリして、

スグにTSUTAYAへゴー。借りて、観て、ビックリ!こりゃ面白い。

映画の文法なんて無視して、思い切りスパークしております。

原作は耽美派作家の『嶽本 野ばら』。この妖しくもピュアな原作をレッドーゾーンに

振り切った演出で映像化したのが、『中島哲也』監督。 ブログランキング

冒頭から牛のウンコは踏むは、自作『黒ラベル』のCMのパロディをやるは、

ハイテンションのままゴールをブッチギッて見えなくなるほどの疾走感を感じさせる。
20070401150810.jpg

田んぼばかりの茨城県郊外の下妻に住む桃子(深田恭子)は、ゴスロリのファッションに

身を包んだ高校生。そしてオヤジは大阪・尼崎から逃げてきた極道(宮迫 博之 )だ。

祖母は片目の樹木 希林(ゲッ!ブラック) 、母は篠原涼子。

そんな桃子(ヤンキーっぽい名前)と友情を育むバリバリの50CC暴走族のヤンキーが、

イチゴ(土屋アンナ)なのだから凄い。他にもBABYの社長に岡田 義徳。

八百屋の若旦那に荒川 良々。イチゴが恋する一角獣の龍二を 阿部 サダヲと、

ズラリと曲者が揃っている。  

ロリファッションを買うために父のバッタ商品のベ○サーチを売りに出した桃子。

その買い手として現れたのが、ヤンキーのイチゴだった。ヤンキーとロリ。

それは、本来は水と油、月とスッポン、猫に小判(アレ?)なのだ。

しかし、友人のいないイチゴは、桃子の不思議な魅力に引かれ強引に友情を結ぶ。

当初、うざいと感じていた桃子も、次第にピュアで一途なイチゴに心を開いていく。

伝説の刺繍師や桃子の父と母のエピソード等を交えつつ、怒涛の勢いで

ドラマは展開して行く。しかし、単なるおバカなB級映画と思ったら大間違い。
20070401150723.jpg

緻密な計算とプロフェッショナルな画作りが見事なエンターテイメントに仕上げている。

しかも、イチゴの失恋、桃子の夢と現実を織り交ぜながら、最後にはグッと感動をも

感じさせるから参ってしまう。

そして何より、プロのクリエイター達が、映画を楽しみながら作っていることが、

画面を通じてビンビン伝わってくるようだ。

達也のお気に入りシーンは、桃子のデザイナーデビューを祖母の樹木希林が応援する

シーンと、イチゴの失恋、そして牛久大仏での決闘シーンだな。

ハチャメチャなシーンのオンパレードだが、キッチリ心に残る台詞も忘れていない。

今までの日本映画に無かったスタイルを確立したような作風は、

確実に『嫌われ松子の一生』へと繋がっている。

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イチゴの『負ける気がしねえ!』『大切なものを見つけたらどんな事をしても守り抜く』。

『だって一生大切なものに巡り合わない 人だっている』『大事なものは人に貸さない』。

『貸すときはかえってこないつもりで貸す』。等など、名台詞もオンパレードです。

そして、『その中に一つホントがあるから嘘がホントになる』。

正に、この台詞通りの映画です。

菅野よう子の音楽センスもグッド。HDの凝りに凝った映像とアニメ。

ヘンテコなギャグのオンパレードと、もう、やりたい放題。

『人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる。幸せを勝ち取ることは、

不幸に耐えることより勇気が要る』なんて桃子=フカキョンが言ったかと思うと、

ラストの決闘シーンで関西弁のドスの効いたあのタンカ!クーッ、いいねぇ。

そして最後には、スッとカタルシスを感じる不思議な映画なのであります。

ナルほど、乙女の道は、結構ハードボイルドなのだな。


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