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2007/08/19 (Sun) 『ブラックダリア』

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『中島らも』の<永遠も半ばを過ぎて>が原作。
20061116204807.jpg
Lie lie Lie / 豊川悦司

次のクリント監督作品へ行く間の繋ぎとして昨日観たのだが、中々どうして楽しめた。

原作は惜しくも夭折した『中島らも』さんであることも手伝い、レンタルビデオ屋さん

の棚にチョコンと1本だけあったビデオを借りてきたのだ。

主演は、豊川悦司・佐藤浩市・鈴木保奈美の三人。1997年の公開作品だから、

三人とも10歳ほど若く、良い感じである。共演は、中村梅雀、麿赤兒、本田博太郎と、

かなり渋いキャスティングになっている。

物語は、タイトルの通り詐欺師(Lie=嘘)三人組のお話し。

写植オペレーターの波多野(佐藤浩市)の元へ高校の同級生の相川(豊川悦司)が

転がり込んでくることからこの映画は始まるのだが、波多野の職業が

電算写植屋というのが良い。後半のハイライトとなる詐欺への伏線にも

なっているのだが、元コピーライターの「らもさん」らしい設定だ。

相川(豊川悦司)は、明日の昼まで預かってくれと言い残して、波多野(佐藤浩市)に

ジャンボ・サザエの母貝を預けて去って行く。その後5日間音沙汰も無く、貝は冷蔵庫で

腐ってしまうのだが、5日間の空白はその後相川の回想シーンで補完され、

映画の後半で他のシーンと相まってパズルの様に見事に完成するのだが、

原作に忠実に見事にテンポ良いプロットに仕上げられている。FC2 Blog Ranking

印刷屋の若社長の三谷(中村梅雀)と組んで医師会の40年の年史のコンペに参加し、

見事仕事を受注するが、相川が不眠症の波多野に催眠薬を与えることで

波多野の中に眠っていた文学的才能が覚醒する。それをネタにしる事を

思いついた相川は、大手出版社に乗り込み霊的自働書記で幽霊が書いた

小説として売り出そうとする。    ブログランキング

しかし、その詐欺に気付いた編集者の宇井 美咲(鈴木保奈美)は、逆に彼らと一緒になって

会社に初版3万部を刷らせることに成功するのだった。

しかし、相川の元に、かって騙したやくざの娘と用心棒の田(麿赤兒)が迫っていた・・・。

10年も前に作られた邦画とは思えない、小粋な台詞回しとテンポの良いプロット。

鈴木保奈美の「ウンコ召し上がれですわ」には笑った。そう言えば音楽

は、「BONY PINK」であります。

またこの映画には、写植、薬、コンペ。アート、出版、ヤクザ。中島らも氏を

取り巻いた幾つモノ愛すべきアイテムが随所に散りばめられている。

最近再びスポットを浴びつつある彼の世界に触れてみるのも悪くない。

でも、あの世でも飲んだくれてラリってんだろなぁ、アーメン。

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