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2007/08/19 (Sun) 『ブラックダリア』

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カードは1枚?どうするオレ!

レディ・ジョーカー レディ・ジョーカー
渡哲也 (2005/06/21)
日活

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どうも日本映画に辛口な達也ですが、この「レディ・ジョーカー」を観て、答えを掴んだ気がした。皆さんもビデオで一度ご覧頂きたくレビュります。

原作は、ディテールに神を宿す高槻のゴッドおばさん「高村薫」。マークスの山を始め、数々の秀作を世に送り出しております。彼女の作品は、その細部に渡る徹底した取材と構成の緻密さ。生活者の地を這うような視点で壮大なドラマを描いてゆくところにある。当然半端なことでは映画化は難しいのだが・・・。

そしてこの「レディ・ジョーカー」は、原作の完成度には全く及ばないものの、別のモノの違う可能性を示してくれる。物語は、大手ビール会社の社長(長塚京三)が誘拐され、「レディ・ジョーカー」と名乗る5人(渡哲也、吉川晃司、大杉漣、吹越満、加藤晴彦)のグループ犯から、20億の身代金を要求される誘拐事件が縦軸となっている。犯人5人それぞれが、現代日本の病理とも言える社会問題と密接に絡み、もがきながら活きている。また、勝ち組であるはずの大企業の内部にも同様のトラウマが渦巻いているのだった。犯人と被害者、強者と弱者。それぞれの立場が社会の中で複雑に絡み合いそして・・・。

グリコ・森永事件ベースに、差別と言うヘビーなテーマを絡めて「高村薫」が見事に描き上げた小説を、『愛を乞うひと』の「平山秀幸」監督のメガホンで映画化した意欲作だけに、期待が大きかった。しかし、二時間そこそこの時間で高村作品を語りつくすことは出来るはずも無く、案の定「高村ファン」から散々酷評されている。ただし渡哲也をはじめとする役者達の演技には、一条の光明を見る思いがする。

ファンからは総スカンの徳重の合田刑事も、彼なりの味を出しているし、長塚、岸辺一徳は言うに及ばず、吉川晃司の快演もヨシ。大杉漣、吹越満、加藤晴彦もイー仕事してます。つまり、日本映画の問題は、出演者や原作、制作人に在るのではなく、映画界を取り巻くマーケット環境と、スポンサーの志しに寄る物が大きいと見る。ハリウッドが良いとは必ずしも思わないが、今の日本はチョッとね。でも、ちびっとずつよくなってるかなぁ。なんて考えさせられる映画ですやん。皆さんの意見も、聞かせてチョー。
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